
まずは、おめでとう日馬富士!!
ずーと応援していたので、本当によかったです。
綱とりの話も出てますが、正直、もう2回くらい優勝してからがいいのでは。横綱になったらもう後戻りできないですからね。もう少し安定した取り組みができるようになってからがいいと勝手に思っております。
今場所を総評するとすれば、まず一つは若手の勢いのなさ・・・・・・です。
鶴竜と稀勢の里の奮闘は認めますが、豊真将、豪栄道、栃煌山などの期待の若手はまったく粘りがありませんでした。
いつの時代も若い力が各界の将来を支えてると思うのですが、もう少しがんばってほしですね。
横綱・大関には負けていいんです。力の差があるんですから。でも問題は負け方なんです。
今回一番やだなと思ったのは、6日目の朝青龍と栃煌山の取組。
力が付いてきたと期待の栃煌山。立ち合いで朝青龍を土俵際まで追いつめたんですが、ちょっと変化されて土俵を割ってしまった。
素人の私が見ても、そのぐらいで割ってしまうか?と思うほどの粘りのなさ。案の定、解説していた舞の海さんがすぐその辺の事を指摘してました。
素人ながら、ふんばってれば絶対勝てたと確信してます。おしい金星を落としました。
アナウンサーの方が朝青龍と栃煌山は大学時代の先輩と後輩の間柄だと言ってたのを聞いて、「遠慮したな」とかんぐってしまいました。
どーんとぶつかって負けるならまだしも・・・・・・。正直がっかりしました。最初から勝つ気がない相撲みたって面白くないですからね。
日馬富士は朝青龍と同じモンゴル出身で、けっこう駆け出しのころは世話になったらしいです。でも、堂々と戦って今回の優勝のつなげてます。
今の横綱二人だって上位人をぶったおして今日の地位にいるんですから、遠慮してたら絶対上にたてません。次回はがむしゃらにいってほしいです。
もう一つは日本人大関陣の元気のなさ。
千代大海が負け越すと大関陥落ということがあるのか、なんか星のやりとりをしているかのような気迫のない取り組みがあったような。日馬富士と琴欧州以外の大関がやっと勝ち越しというのは、なんとも・・・・・・。
結果は日馬富士の優勝でしたが、白鳳、朝青龍ともさすが横綱。最後までおおきな壁となって、場所を盛り上げてくれました。
以上相撲界の人になったつもりで、勝手に相撲解説でした。