2010年2月18日木曜日

お互いにがんばりましょう

よく見る政治を中心とした内容のテレビ番組があるんですが、その中である中小企業の社長さんが国から補助金を受けるのはいいが、膨大な書類に忙殺される・・・・という話題がありました。

これに関してはわたしも以前勤めていた会社でも悩まされました。

とにかく、申請する書類と保存しておかなければならない書類がてんこもりです。「こんなんだったら補助金いらねえ!」となるくらい。

担当者も受理する役所の人間も大変でしょう。

結局、元を作っているいわゆる官僚といわれる方々が机上のみで考えてるのはもちろん自分たちの権限や仕事を増やすためにわざわざ複雑にしてるとしか考えられない。

実際、天下り先と言われるところは、そうしたものの象徴でしょう。(本当に必要な団体もあると思いますが)

税金ですから厳正な審査というのは必要でしょう。そこは厳正に行えばいいと思います。それに書類全部にほとんど目を通さないでしょう。書類が大事ということより、書類をそろえさせることが目的になってる気がします。

私が以前担当した補助金申請もほかの仕事を全部やめてこのためだけに仕事しないとできないような書類がてんこもりでした(てんこもりが好きですね)。
これで受給できたとしても、一人あたりにするとすずめの涙程度(国民のみなさんごめんなさい)。

でも本当にそうなんです。中小企業の社長さんの言うとおりなんです。

番組の中ではその意見を聞いた民主党の議員が、現在そういう申請書などの書類はもっと簡潔かつ厳正に行えるように改革中ということでいたが・・・・・本当にやってほしいです。

とにかく言いたいのは、必要なことは我々もめんどくさくても大変でもやらなきゃならないでしょう。でも一部の方たちの満足のためや既得権益を守るために無駄な仕事を増やさないでほしいと思います。

私は国の中心で働く方も地方の小さい企業で働く方も同じそれぞれの「現場」があると思うので、どちらかが一方的な権力を振りかざした仕事はしないでほしいと常々思っております。

なんかえらそうなことをつらつら書いてしまいました。中小企業の社長さんお互いがんばりましょうね。

2010年2月15日月曜日

バンクーバー始まりました


上村愛子さんはすごいですね。

これだけのプレッシャーのなかでも上位に入る健闘ぶり。

終わったあとのインタビューでも淡々と答えており、芯の強さを感じます。きっと今後の人生も充実した生き方をする人だろうなあとテレビを見ておりました。

どうしてもオリンピックとなるとメダル、メダル、とメディアが騒ぎます。これはしょうがないんですが、日本は豊だとはいえ、選手たちはほとんど名誉のためやってる状態だと聞いたことがあります。

メダルをとったからといって、他の国のように、人生なんら保証されてるわけではないし、人気のないスポーツ(ボブスレーとか)なんてのはほとんど自費か、有志の方たちの善意でなんとか出場をはたしているということです。

なんにもしないで(我々が)、おいしいとこどり(メダルばっかり期待)はできないと思うんです。

ですので、メダルとかよりもその人の努力する姿や頑張ってる姿を純粋に応援したいと思います。実際世界の中で闘うこと自体すんごい事なんですから。

私はオリンピックに我が国の威信をかけて望む・・・・・なんていう国にはなってほしくないですね。あくまで、国を代表する選手ではあるけれども個人の人生ですから。選手にはきびしくも楽しくやってほしいですね。



この国保選手はスノボーの選手らしいですね。

公的な服装でケツを出すくらズボンさげて叱られたようです(笑)。

なんか出場辞退まで発展したみたいですが。・・・・・・。

どうなんでしょう。普段着では好き勝手な服装でもいいと思うんですが、全選手が着るユニフォームであんな格好しなくても(髪型はべつにいいと思う)。

このへんはメリハリというか公私の区別をしてほしかった。その格好をするなといってるわけではないのですから。

とにかく結果で挽回してほしいです。

自分ができないもんですから、オリンピックとかスポーツの祭典はとにかく見てしまいます。

これからもいい選手見つけたら、日本人、外国人関係なくこのブログで勝手に書きまくります。

2010年2月11日木曜日

違う山の頂点に登った男


タイトルは元横綱朝青龍のことです。

相撲好きの私としては、生で見る前に去ってしまうというのは「さみしい」というより「悲しい」ですね。

モンゴルで「いろんな記録を塗り替える可能性があるから無理やり引退させた」なる報道がされてましたが、そう思われてもしかたがないような気がします。

実際、このまま行けば「大鵬」の優勝回数32回は超えて単独トップになってたでしょう。

日本の相撲ファンみんなに聞いたことがないのでわかりませんが、私はぜひ超えて欲しかった。

以前、プロ野球でも似たようなことがありました。王さんのシーズンホームラン記録55本をその当時阪急だったかな?のブーマー選手が超えそうになった時、露骨に敬遠が続いたのを覚えています。

その時、私はいやーな気分になりました。日本人ってこんなに根性なしなの?と憤慨したものです。

似たようなことは、もちろん海外でもありますが、自分の国でもこんなことがあると悲しいですね。

記録を破られてもまた破り返したらいいじゃないですか!・・・・・・と思うのです。

海の向こうのメジャーリーグではイチローが記録を塗り替えるたびに大喜びしてるのに。

相撲に戻って朝青龍ですが、やはり巡業をさぼったというのが一番大きいでしょう。本場所を見に行けない地方の人がたくさんいるわけですから・・・・。それからNHK取材のビデオなどを見ると「気分が悪い」「今日は取材を受けたくない」などあるでしょうが、やはり「素行が悪い」・・・としかいいようのない態度が目立ちます。(そんなとこだけ集めて放送してるとは思いますが)

「品格」がないと言われれば、その通りだと思いますが、逆に「品格」とはなんぞや・・・と言われると、なかなか難しいですね。

私なりに考えると、要するに普通に常識をわきまえた行動するだけでよかったのでは・・・と思うんです。

そうすると普通の常識って?・・・・と永遠の問答が続きそうです。こうなるとその国の文化になってしまいます。

国技のさらに頂点の横綱ですから、酔っ払って、軽くではあっても素人に手をだしちゃっては言い訳できないのはわかります。

ただ、異国から来たというハンデもあるし、こうなってしまったのは師匠そして相撲協会にも責任があると思うし、次なんかあったらぜってーにクビ!ということにしてゆるしてあげてほしかった。

これからのほうが人生長いんです。なんかいろいろ商売もやってるらしいですね。もしかして、相撲をやめてからのほうが「強い」だけではどうにもならないということを思い知るのかな。

「強い」というのは、「偉い」「すごい」「格好いい」「憧れる」「すばらしい」けれども「なにやってもいいんだ」にはならないことに気づいてほしかった・・・・・と思うのです。

2010年2月5日金曜日

遭難

新潟は大変な大雪になってますね。

2月はほんとうに油断できない季節。もうそこまで春がきているのに冬の壁に阻まれてる感じがします。

当然この津軽も週末は恐ろしいほどの暴風と雪が吹き荒れました。

私は、この暴風雪のなか青森~秋田間(妻の実家)を往復しておりました。まあー大変でしたね。

行きは海岸線を夜走ったのですが、なんせ人口のすくない漁師町。外灯がほとんどない海っぺりの真っ暗闇の中、さらに猛吹雪になり、なにも見えないのにさらに波しぶきを受け、いやいや下手したら海難事故になるかも・・・・・と思いつつなんとか目的地へ到着できました。

帰りは山沿いでしたが、前を走るトラックのライトを追いかけてきたという感じでした。

普段はあまり吹雪くという印象がない弘前市でさえ真っ白で、信号は当然見えず、たまーにガソリンスタンドの照明がうっすら上空に映し出される・・・・・・てな感じでした。そのとき聴いていたラジオの中継もこの吹雪の模様を実況しておりました。

年に何回かは遭遇するこの吹雪ですが、今年の吹雪は強烈だったなあ・・・・・ってまだこれからもあるかもしれないので、津軽のみなさん気をつけましょう。