おそらく70年代から90年代初頭くらいまでが、歌謡曲、それ以降がJ-POP? 明確な境界線はないかもしれません。
あまりJ-POPと言いたくないのは、最近やたらK-POPと比較されますからね。(このなんとかPOPという表現もなんとなく嫌いですね)
今はアジアではJ-POPよりK-POPが人気!てな感じで。もういちいちですね。だから何?っと思ってしまいます。音楽っていうのはどちらが優越かというのとは違う世界でしょ。まあテレビはNHK以外、広告宣伝で成り立ってますから、韓国のように国家規模で自国の文化を売り出してきたら背に腹はかえられないでしょう。要するに興業として成功したって話で理解しておりますが・・・・・。でもはっきりいってやりすぎです。かえって好きなものもきらいになりまっせ。どーぞどーぞアジアの方々K-POPをどんどん聴いてください。(笑)
あと私自身は文化芸術に国家が関わりすぎるのはあまり好きじゃないです。アニメや漫画は国家戦略で世界中に好きな方が増えたわけではないですからね。作成者はもちろん、それにかかわった方々の努力ですから。
ある意味、国はそういう日本のコンテンツを発信しやすいようにしてくれればいい。邪魔はせずに(笑)。
今回はそんなことはどうでもよくて(長々書きすぎました)最近、「由紀さおり」さんがアメリカで人気なんて各メディアでも取り上げてました。アメリカの人気ジャズオーケストラ『ピンク・マルティーニ』と組んだカバーアルバムが話題を呼んだと。
これもこのオーケストラのリーダー、トーマス・M・ローダーデールが地元ポートランドの中古レコード屋で由紀さんの『夜明けのスキャット』(1969年発売)のアナログ盤を発見したことに始まったそうです。国は関わっておりません(笑)。
今日、弘前の土手町近くのカレー屋さんでカレー食ってたら、日本のヒット曲を英語で歌ってるアルバムが流れてました。
曲は比較的最近のミーシャや一青窈さんでした。すこし違和感がありますが、それでも「いいメロディーですなあ」と聴き入ってしまいました。
やはり日本の曲ですから日本語がしっくりくるのは仕方がないですね。
由紀さんは逆に「日本語」ということを大事にし、そこにこだわりを持っています。
このブログでも書いたことあるかもしれませんが、私は日本の歌謡曲は宝の山だと思うんです。
私の歌謡曲ソングブック

西洋からの影響と日本語を融合したくさんの名曲が生まれましたし、今もそのDNAは引き継がれてると思います。
由紀さんが今回歌った「ブルーライトよこはま」もそうですし、庄野真代さんの「飛んでイスタンブール」はトルコでヒットしたそうです。
もっともっと評価し、誇りをもつべき文化と思います。
いしだあゆみ さんの「ブルーライトよこはま」のページ。もう使いすぎてぼろぼろ(泣)

こういうふうに昔のものを振り返ると、後ろ向きで、新しいものが生まれないといわれそうですが、新しいものは作ろうと思ってできるものではないと思います。
温故知新の精神で日本を内部から活性化させることができると思います。
歌謡曲から天下国家を語ってしまいました。(すみません)
0 件のコメント:
コメントを投稿