俳優の長門裕之さんと南田洋子夫妻の介護の様子が、テレビで放映されてました。
洋子さんがアルツハイマー病になってしまい、夫の長門裕之さんが仕事を続けながら介護をする状態になってます。
長門さんも70歳を超えてますから、周りの人に助けられながらも、老老介護状態で、日々を過ごしてます。
こういう状態は、介護される側より、介護する方がうつ状態に入ったりするので共倒れする可能性も含んでいます。
長門さんの場合は、介護する人を雇って、家族のように過ごしてるのでまだいい方です。
最近、昔勤めていた会社の先輩が、病気の奥さんの介護を苦に亡くなったという知らせを聞きました。
どうしても、周りに相談することもなく、自分だけで抱え込んでしまうんでしょう。なんともやりきれない思いがします。
近所付き合いがなく身内どうしでも関係が希薄になってる今の社会ではこれからもこういうケースは起こりうるでしょう。
すこし乱暴ですが、だれでもいいので、関わることが大事なんですよね。私も自分の両親の病院通いや買い物など、事あるごとにちょっかいだすようにしてます。お互い言えないことを私だけに話したりして、ストレスがちょっと解消されたりするもんです。
人生がんばって生きても、最後に救われないなんてのはあってはならない。なんとか悪循環を断ち切って生きやすい社会をつくっていきたいものです。
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