ただ、おばあちゃんは96歳。
前は山形や仙台などまで足を延ばしていましたが、最近は長時間の移動は難しくなってきてました。
そこで近場で、いいとこはないかな?・・・・・といろいろ調べたところ、「なまはげ」で有名な秋田男鹿半島にいいホテルがあり、ここならと予約をしました。
ところが、メールで妻が車イスのおばあちゃんのことをホテル側に伝えたとき、「車イスはちょっと・・・・・」という電話が。「いやいや、部屋のイスに座るところまで、車イスで運べれば、あとは大丈夫なんです。」といっても「車イスではちょっと・・・・」の一点張り。
せっかくここぞと見つけたホテルなのに、このそっけない対応。なにか違う方法を提示してくれることもなく、キャンセルに(ホテルの名誉のためにホテル名は伏せます。)。
電話口の感じからかなり若い社員だったようですが、もっと真摯に対応してほしかった旨のメールを送信して違うホテルをさがすことになったのですが・・・・・・。
しかし、このメールが支配人の目にとまったのでしょう、即日電話がきました。もうそれはすごい勢いで「ぜひ来てください!!!!!」(笑)。
そのあまりの低姿勢な対応に、こちらも恐縮してしまい、結局再度予約することになりました(笑)。
おそらく、若い社員は叱られただろうなあ・・・・とちょっと心配になりましたが、それでもやはりこのホテルへ行ってよかったです。
部屋からは男鹿の海岸線が見渡せて、そして温泉付き、この温泉がまた肌がつるつるになります。
料理もさすが海どころとあって、刺身がうまい。
そしてなにより、部屋の入り口に車イス用の手作りスロープが作られてたことが、本当にうれしかったです。
おばあさんは、もう一泊したいというほどとても満足しておりました。
ホテルの方々、ありがとうございました。
帰りに寄った水族館