
チリ鉱山落盤事故の救出劇がテレビで盛んに放送されてます。
わたしもそのニュースを見ながらいろいろ思いにふけっております。
まずは、笑顔でカプセルから降りてくる作業員のさわやかさ、忍耐力の強さ…そしてわれ先にと争わず粛々と救助される様子。今現在の日本人には皆無の侍魂を感じます。
少し上から目線なのは、なんせあのアニータの国ですからね(笑)。絶対民度が低い国だと決めつけてました。(そんなこと言ったらひっかかった男の国の民度も相当だと思いますが。)これは少々冗談ですが。
それから家族愛ですね。多分普段は口うるさく、うざい親父達なんでしょうけど、失うかもしれないと思った瞬間、自分にとって最愛であることを強く認識するのでしょうね。逆にこんなことでもなければ気づかなかったかもしれません。
日本のマスメディアは連日、親殺し子殺し、年金詐欺など、同じ事件を朝から晩まで放送し、日本はろくでもない国かのように誘導してますが、おそらく8割9割の日本の家族だってチリのような家族の絆はあると思うのです。
私自身も以前兄が大病を患いお医者さんから余命宣告を受けた時は妻の前で子供のように泣きじゃくったのを覚えています。(その後兄は鬼のような運と体力で奇跡的に助かりました。)
今回のチリのニュースは普段は当たり前になっている身近な人々(友人も含め)が大切な存在なんだと気付かせてくれるきっかけになったかもしれません。と同時に日本のマスメディアはもっと自国のいいところを取り上げろよ!・・・・・とも思うのです。
にしてもチリの国内の歓喜はすごいですね。
正直自分の家族でないのにそこまで涙するのはどうかと思いますが、自国に対する世界の熱視線がうれしいのでしょう。
とにもかくにも鉱山の山男に敬服の一言です。
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