2009年7月3日金曜日

アイドル


日本でアイドルと言えば、容姿端麗で歌って踊れるという、いわゆるジャニーズ系となるのでしょうが、本来の意味は、その人にとってのあこがれであり夢である人がアイドルという意味だと思います。

私にとってはギタリストのウェスモンゴメリーやジョー・パスだったりするわけです。(サイドバーの「動画棚」によく出てきます)

ジョー・パスにいたっては、見事な頭でありまして容姿端麗で歌って踊れるアイドルとは程遠いのですが、私にとってはその容姿も含め将来の目標であります。

しかし、前者のアイドルで本物だと思った人が一人います。

それは、故マイケル・ジャクソンです。

正直亡くなったと聞いた時はショックでした。彼の全盛時(スリラーが発表された時)が思春期真っただ中だったのもあり、当時のいろんなことが頭の中をよぎりました。

日本に来日したとき、もちろん生で見るなんてのは出来なかったですが、テレビでライブが放映され、2時間息も切らさず歌って踊りまくる姿はただのアーティストとはレベルが違う、なにか神がかり的なものさえを感じました。

あるテレビ番組で、徳光さんが「大雑把ですけど」と前置きしながらもそれまでの聴くだけの音楽を魅(見)せる音楽へ変えたエルビスプレスリーをビートルズが超え、そしてそのビートルズを超えたのがマイケル・ジャクソンだと言ってましたが、これは言い過ぎではないと思います。

そしてマイケルを超えるアーティストは、この多種多様な音楽業界ではもう皆無でしょう。これは仕方ないです。そういう意味では最後の超大物だったと思います。

私にとっての歌って踊れるたった一人のアイドルがこの世を去ってしまった・・・・。さみしいですが、彼はこの世界でやれることはすべてやったのでは・・・・・と勝手に思ってます。

遅くなりましたが、ご冥福をお祈りします。

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