出羽三山と言われる、古くから山岳修験の山として知られている羽黒山(あとは月山と湯殿山があります。)へ行ってまいりした。
2年ほど前にも一度訪れたのですが、あまり情報を入れずにこの山へ登ったため大変なことになりました。
石段がなんと!2446段(一応調べた)もあるそうです。
のぼれどものぼれども先が見えず、途中で何回も断念しそうになりながら登りました。さらに水もなんも持たなかったため、脱水症状ぎみになったのをおぼえております。
今回はそのリベンジというわけで、服装も軽く、トレーニングシューズを履き、タオルを首にまき、補給用の水を持ち、さらに杖を買って完璧な装備で臨みました。
丑年にお参りすると12年分の御利益があるということで、たくさんの参拝客で賑わっており、駐車するところを探すだけで大変でしたがなんとか入口付近に止めることができました。
気合いを入れて歩き出しました。
歩き出してすぐ、東北地方では最古の塔といわれ、平将門の創建と伝えられる国宝の五重塔があります。
一般の観光の方は、この塔だけを見て帰る方もいます。
なんとも言えない渋い色合いで、見入ってしまいます。
しかし、ここはほぼスタート地点。先は長いのです。歩き出すことにしました。
見て下さいこの急な石段。
この石段が永遠にあるのではと思うほど続きます。
2/3ほど登ったところ。写真ではなかなか伝わらないですがすんごい急です。
この辺になると参拝のみなさんがた・・・・・無言です。
言葉を発する余裕がなくなります。
それでも頂上を目指しひたすら登ります。
私も普段の運動不足から心臓がバクバクと轟音を響かせておりましたが、妻にひっぱられながらもなんとかたどり着きました。
出羽三山の三つの神様が集まる三神合祭殿
時間にすると1時間以上は軽くかかりましたね。
でもこの石段という苦労を乗り越えた末の祭殿への参拝なので達成感からくるすがすがしさとありがたさがあります。
家族の健康と自分の将来、そして世界平和を願いました(かっこつけてますね)。
一息ついて今度は下山です。
登りほど体力的にはきつくないですが、ひざが大笑いしているので下山も大変でした。
下山途中、以前の我々夫婦のようななんの情報も入れずに登ってきたカップルが「今回はここまでということで。」(←彼女)「ここまで来てふざけんな!」(←彼氏)などとケンカしておりました(笑)。
この羽黒山は軽い気持ちでは参拝できません。心して参拝するのがいいです。・・・・・とは言ってはみたもの、山の反対側からこの三神合祭殿へ直接来れるルートもあります(笑)。
観光だけという人もちゃんと行けますのでご心配なく。
参拝を終え、汗だくになったまま、帰路についたのですが、貧乏旅ゆえ、高速道路を使わなかったので、家に着いたときは夜の11時近くになってました(泣)。
でも無事帰ってこれたことに感謝感謝。
0 件のコメント:
コメントを投稿