2009年2月3日火曜日

インストラクターとして

マイクロソフトスペシャリストというエクセルやワードの資格があるんですが、最近このCMに起用されているのがタレントのエド・はるみさん。

なんでかな~と思ったら、彼女はタレントになる前は、パソコンスクールの経営兼インストラクターもやってたそうで、その経験がCMの起用に繋がったんですね。人間どこで経験が活かせるかわからないですね。

先日テレビで、「エドさんはなにか資格は持ってるんですか?」なる質問に「MicroSoft Official Trainer(マイクロソフトオフィシャルトレーナー) 通称 モットー!(今年のギャグかな?) を持っております」と言ってました。自分と同じ資格を持っててなんか親近感が湧きました。

そう、この「モットー!(MOT)」はマクロソフト社が認定したインストラクターの資格です。

パソコン教室に通う一般の方は、自分に教えてくれているインストラクターは「モットー!」(しつこい)みたいな資格をみんな持ってると思ってるらしいです。

いやいや全然持ってません。エドさんのようにトレーナーの資格をきちんと持って仕事している人の方が少ないです。パソコン教室でも「この先生はMOT保持者です!」と一つ上の扱いをしてます。

ほとんどはパソコン操作や知識が一般の人よりあるということでやってる方がほとんどです。もちろん資格がないからダメな人ばっかりではないです。きちんとした教え方をしている人も何人も知ってます。そういう人はほんとに勉強してます。頭が下がります。

ただ、得意というだけでやってらっしゃる方は、ひどいです。生徒さんが本当に理解してるかどうか表情や言葉から感じとれず、ズンズン前へ進めるだけ。それから、自分だけ理解しているパソコン用語を使いすぎて、生徒さんの頭の中が「???」だらけになってます。やったという既成事実だけでレッスンをしてる方が多いです。

これから、解雇された方や再就職を目指す方がパソコンを覚えたいと教室に通うかもしれません。ただ商業主義的にやっつけ仕事をするのだけはやめてほしいです。

さて、この「MOT」事態も見直しがされていて、もっと生徒との対話重視した資格へと強化されました。実務試験(操作)と知識とプレゼン能力(スキル認定)とさらにインストラクション(授業の組み立てと実践)の三つに合格しなければなりません。失礼ですがエドさんの時は、今より通りやすかったかもしれません。

実務試験は一般の方も取得しているメジャーな資格ですが、スキルとインストラクションは、大変です。教えてくれる先生や同じく資格を取りにきた方たちを前に授業を実際に行ったり、それをビデオに撮られたりなど様々な難問をクリアし、最後は、それらの資料をマイクロソフト社に送り、認定を受けなければなりません。資料を送る期限の前日まで何度もチェックして寝れませんでした。現役の方もかなりの難関だそうです。

ただ、その研修中に生徒さんへの教え方、接し方、難しい専門用語はなるべく避けたり、いろんなことを指導されます。「そんな言い方で生徒さん理解できるかな?」とか平気でダメ出しされます(汗)。

もし合格できなくてもインストラクターとして本当にいい経験にもなります。

エドさんがテレビでMOTのことを言ってくれると、この資格を知ってもらえる機会が増えて、重要性が高まると期待してるんですが・・・・。エドさんふざけながら言うから(笑)。とにかく期待してます。


※私のもう一つのブログ、「えいじあんのOfficeざんまい」は実践で使える機能を中心に紹介してるので少し難しいかもしれないですが、よければチェックしてみてください。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

えいじあん、5日合同練習よろしく!
ところで、かっちゃんは元気?ライヴにはもちろん来るんでしょう?ナルナルでした