雪が少ないと、雪かたづけがなく楽でいいのですが、そんな冬を過ごすと必ず夏の水不足や冷夏など、どっかでツケを払わなければなりません。
ですんで、ここ何日かの天候は、寒いし、雪はかたづけなきゃなんないし、大変なのですが、少し安心もしてるわけです。
青森は、きびしい冬を越すから、夏の「ねぶた」が盛り上がるわけですから。
やはり、冬は寒く、夏は暑くですね。
きのうそんな吹雪の中、日本アカデミー賞を総ナメした映画「おくりびと」を見てきました。

モントリオール映画祭ではグランプリを獲得したということで、ミーハー丸出しで行ってまいりました。
遺体を棺に納める、納棺師の話です。きれいに体を拭いて化粧をして送り出すという日本の風習と、どこの国でも共通する大事な人との別れをテーマにしているので、シンプルでわかりやすく、賞を獲得したのもうなずけました。
会場はそんなミーハーな私と同じ方々(年齢層は高かった)で埋め尽くされ、ときどきすすり泣く音が聞こえておりました。
私は必要以上に泣きを誘う映画はあまり好きではないのですが、この映画で行われる、納棺のシーンは、私も経験がありますし、おそらく映画を見てる方々も経験してるんでしょう、思い出してしまうんですね。自然と涙がでてしまいましたね。
2時間あっという間でした。死をテーマにしていますが、それゆえに笑えるシーンもあり、見た後はさわやかな気分になります。
本木雅弘さんがんばってました。
アメリカのアカデミー賞にもノミネートされたみたいだし、また上映開始する映画館があるかもしれないですね。
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